横山基礎工事トップページ > 工法一覧(工法名別) > 大口径大深度鋼管埋設工法(φ3200)
- 先端に掘削ビットを取り付けた鋼管杭を直接回転埋設する工法 -
【 NETIS登録番号 KK-110034-A 】
スクリュードライバーの切削を、ケーシングの切削に先行して行います。スクリュードライバーの拡径ビットの切削軌跡が、ケーシングビットの切削軌跡を上回るため、ケーシングビットの摩耗を抑えられます。また、任意の位置でケーシング外周部の地盤を切削できることで、掘削中の周囲の地盤による摩擦抵抗を低減でき、ケーシングロック等の施工障害を抑えることが可能です。
地中にある既存の鋼管杭や鉄筋コンクリート杭および躯体等の障害物撤去には、騒音・振動・粉塵の問題や、これらの障害物を一度に大きな塊(かたまり)として吊り上げる時の、クレーンや吊ワイヤへの過荷重の問題があり、さらにこれらの制約条件下での従来の施工方法では、確実な工程計画立案・実施が困難であり、実際は計画以上の時間を要する事が多く大きな課題となっていました。
この圧砕機は4枚の破砕刃をもち、各々の刃を独立した油圧シリンダーで作動させ、掴んだ障害物を確実に圧砕します。鉄筋コンクリートの破砕・切断や鋼管等の切断をケーシング内で行う為、騒音・振動および粉塵が著しく抑えられ、市街地の夜間作業も可能です。